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私がアクセンチュアで四半世紀働き続ける理由

アクセンチュアというと外資系コンサルで、長く1つの会社に勤める業界ではないというイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。今回は、新卒でアクセンチュアに入社して25年のAIアーキテクトがアクセンチュアで働き続ける理由をご紹介します。

2023/10/24

こんにちは。アクセンチュアでデータとAI(人工知能)を主な武器として業界横断で企業変革をしているAIアーキテクトの堺 勝信です。 

アクセンチュアというと外資系コンサルで、長く1つの会社に勤める業界ではないというイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日は新卒でアクセンチュアに入社して気づいたら四半世紀(25年!)の私が、アクセンチュアで働き続ける理由を皆さんにご紹介したいと思います。

A happy man holding on his both hands a glass full of beer
A happy man holding on his both hands a glass full of beer

アクセンチュアに入社したきっかけ

元々、実家は東京なのですが北の大地に憧れて北大にいきました。北海道の自然と人の温かさの虜となり、就職活動前には、卒業後は北海道で働き、釣り・キャンプ・ツーリングといった趣味に生きよう、とぼんやり思っていました。自分が就職活動をしていた頃はリクルートなどが発行する分厚い就職情報誌があり、アクセンチュアの社名が最初の方に載っていて、たまたま当時の社長の素敵な笑顔の写真が目を引き、興味をもちました。

また、最終的には先生になりたいものの、その前に社会経験を積むために企業で働こう、と考えていた中で、「3年で10年分の経験を積める」とか「グローバルの方法論やナレッジがある」という話を聞き、ファーストステップとして数年働くにはいいかもな、ぐらいの気持ちで入社しました。

入社後

製造流通業の担当となり、参画したプロジェクトは普段の日常生活の中で名前を聞く企業を対象としたものばかりでした。自分のキャリアの相談にのってくれるピープルリードからは、「何よりもクライアント愛が大事だから、まずお客様の製品やサービスを使うところからはじめなさい」というアドバイスをもらい、今でもそれは続けています。

自分は元々文系(教育学部)出身で、入社後にはじめてプログラミングを学んだのですが、プロジェクトに参画すると、上司になってくれる人が面倒をみてくれて、プロジェクトの目的・チームの役割・タスクの進め方(何をインプットして、どういうプロセスで、どんなアウトプットをつくるのか)といったことを懇切丁寧に教えてくれます。またきっちりと自分の成果物をレビューしてくれるので、厳しくも温かい雰囲気の中でのびのびと仕事に打ち込んでいました。

ただ、うまくいかなかったこともあります。アナリスト2年目の頃に、システムの性能改善をしていたのですが、自分が修正したプログラムの中にバグを仕込んでしまい、結果としてお客様のコンタクトセンターの業務を一日止めてしまう、という重大かつ影響の大きな失敗をしてしまったことがあります。しかし、その時のプロジェクトマネジャーから受けたのは、自分に対する叱責ではなく、なぜチームでそのバグを見つけられなかったのか?という、チームの体制やプロセスに対しての指摘でした。自分としては、自分がバグを仕込んでしまったせいで、という思いがあり凹んでいましたし、厳しく叱責されて当然と思っていましたが、あくまでもチームワークを大事にする会社の懐の広さのおかげで、逆に涙がでました。

外資系コンサルというと、個人主義・成果主義でシビア、ギスギスした雰囲気をイメージする方もいるかもしれませんが、自分としてはアクセンチュアのプロジェクトはお祭りでお神輿を担ぐのと同じようなイメージです。プロジェクトになると、いろんな組織からいろんなスキルを持つ人たちが集まって、みんなでワッショイ、ワッショイ頑張って、終わったら乾杯~!と慰労しあって、戦友のような関係になっていく。ですので、外資系というよりは、いい意味で体育会系な感じなのではないか、と思います。

プライベートの充実

自分の妻は、すでにアクセンチュアは辞めており別のビジネスをしているのですが、元同期で社内結婚でした。当時のマネジング・ディレクターのNさんが承認して人事部長とも話をつけてくれて、語学留学を理由に妻と共に長期休暇を取得させていただき、結婚のタイミングで世界一周旅行をしました。結婚披露宴で主賓のNさんのスピーチの中でのアドバイスもあり、お互いのコアな部分は尊重して傷つけないような、うまい喧嘩の仕方を旅の中で学び、おかげで成田離婚にはならずに、今でも幸せな家庭を築かせてもらっています。

なんだかんだ言って、仕事でのポジションというのは代替がきくものですが、家庭において夫であることや父であることは、他の人には代替できません。プライベートで幸せだったら、9割方人生幸せになれると思う一方で、プライベートで問題を抱えると、仕事にも影響がでることもあったりします。個人的には、幸せの土台となるので仕事よりも家庭を優先した方がいいと思いますし、会社としてもそのための制度やプロセスがとても充実していると思います。

アクセンチュアの制度といえば、有給休暇(Vacation)とは別に傷病休暇(Sick Leave)もあります。一般的には風邪をひいたり病気になったりした時に有給休暇を使って休みをとるという話を聞いたことがありますが、アクセンチュアではそういった時には傷病休暇として(給料が出る状態で)休みをとることができます。有給休暇はあくまでも夏休みとか年末年始とかプロジェクトとプロジェクトの合間とかにリフレッシュするためにとることができますし、有給休暇の取得率が非常に高く、全く気兼ねせずに取得できるのがいいところだと思います。 

仕事のやりがいを感じる時

以前にプロジェクトでご一緒したCIOの方から、「もうすぐ引退なんだけど、最後に一花咲かせたいから、買収した会社のシステム統合をやってくれへん?」と名指しで依頼された時には、よっしゃ、やったるでー!という感じでした。そのプロジェクトをセールスするところからデリバリーするところまで全てに責任をもってリードする、プロジェクトマネジャーの役割を完遂しました。プロジェクトの成功はQ(Quality:品質が期待値以上であること)・C(Cost:予算内であること)・D(Delivery:スケジュール通りであること)で語られることが多いですが、全ての側面でやり切って、結果としてお客様にとても感謝して頂いて、祝杯をあげることができました。

それに加えて、プロジェクトのメンバーからも、そのプロジェクトのおかげでとても成長できました、とか、また一緒のプロジェクトで仕事したいです、といったコメントをもらえた時に、大変だったけど頑張ってよかったなー、としみじみと思いました。もちろんコンサルタントとしてはお客様の経営課題を解決してアウトカムを出すのが最重要なのですが、個人的には一緒に働くお客様やプロジェクトメンバーが頼ってくれる時に一番やりがいを感じます。

本気で転職を考えた時

入社当初は数年働いたら転職しようと思っていたものの、プロジェクトが変わるたびに新しいチャレンジがあり、楽しくやりがいがあり自分の成長も実感できて、気づいたらいつの間にかアクセンチュアでのキャリアが長くなっていました。その中でヘッドハンティングされることもしばしばありましたが、正直あまり本気で転職しようと思うことはありませんでした。

それでも、本気で転職を考えた時があります。2014年頃でしょうか、ディープラーニングに関する記事を目にするようになり、手書き文字や犬と猫の識別とか曖昧なものの判断をマシンができるようになったことに驚愕してAIの可能性を感じました。当時AIといえば〇〇〇社と思い、その会社からオファリングレターを頂き、その時のピープルリードに「AIをやりたいので〇〇〇に転職しようと思ってます」と相談したところ、その方が「アクセンチュアでもAIできるよ」といって、アクセンチュアの中でAIを実施するポジションをつくってくれました。その時は本気で悩みましたが、結局、アクセンチュアで自分のやりたいことをやれるんだったらその方がいいかなと思い、製造流通業のグループから業界横断のテクノロジーグループに異動しました。その時からAIによる企業変革のセールスとデリバリーを実施しているのですが、手を挙げたらやらせてくれて、アクセンチュアって懐の広い会社だな、と改めて実感しました。

振り返ると、結果としてはその時に転職しないでよかったと考えていますし、当時のピープルリードがいなかったら転職していたので、本当に感謝しています。一社の製品に賭けるよりも、世の中に存在するあらゆる製品・サービス・ソリューションから、一番いいものを組み合わせて最適なソリューションを考えられるアクセンチュアのポジションは自由度が高いし、経営課題や社会課題の解決に向けて、持っている武器が本当に多様です。(他の会社を知らない井の中の蛙ですが)何かを成し遂げたい時にそれを実現するためのプラットフォームとしてアクセンチュアは最強だと考えています。

今が一番楽しい

2022年の終わりぐらいからジェネレーティブAIの盛り上がりがすごいですよね。産業革命時には蒸気機関により人類は動力を得ましたが、ジェネレーティブAIにより人類は頭脳を得た、といっても過言ではありません。人類の総労働時間の約40%に大きな影響があり*、これから全業界・企業・組織の再創造が起こると考えています。今はジェネレーティブAIの日本リードも担当させてもらっており、大規模な専門チームを半年もかけずに立ち上げたり、会社から投資してもらっていろんなアセットをつくってお客様の企業変革を進めたり、本を書かせてもらったり、上司が寛容なおかげで、本当にやりたいことをやりたいようにやらせてもらっています。AIを中心としたテクノロジーと人間の創意工夫により、よりよい未来を創っているという実感と手ごたえがあり、本当にやりがいもあるし、毎日ワクワクしています。会社に入ってから四半世紀が経ちましたが、今が一番楽しいです。

*出典:AIの民主化

学生のみなさんへのメッセージ

これは自分が就職活動していた時に面接官だった方が話してくださったことですが、自分のキャリア形成や成し遂げたいことのために、アクセンチュアというプラットフォームをうまく使ってほしいと思います。まずは一人一人が健康かつ幸せな人生を送り、その上で仕事を通してお客様の経営課題やその先の社会課題を解決してよりよい未来をつくり、みなさんのさらに次の世代に向けて、たすきをつなげていってほしいです。興味をもった方は、ぜひこのたすきを受け取ってください。

 

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